子どもと一緒に南の島に旅行したいですよね~?海外はまだ難しいので沖縄に行こうと思っているけれど、小さい子連れでどこに泊まったらいいのか迷っている人はいませんか?
今回は、琉球温泉 瀬長島ホテルに宿泊しましたので、おすすめポイントをまとめたいと思います。
このホテル、子連れにはメリット満載でしたので、実際に滞在してみて、感じたことをまとめます。
・沖縄に子連れ旅行したいけれどホテルが決まらない人
・レンタカーを使わないで旅行したい人
・空港の近くのホテルでリゾート気分を味わいたい人
なお、記事は2022年7月時点の情報です。また、わが家の子どもは4歳と1歳です。
子連れ旅行目線でみた 瀬長島ホテルのメリット
詳細は項目ごとに以下に書きますが、空港の近くでありながら、リゾートを楽しむことができることがメリットです。プール、ビーチ、夕日、さらには星空も楽しむことができました。空港から遠くに行くのは大変だけれど、リゾートを満喫したいというあなたには琉球温泉 瀬長島ホテルは特におすすめできます!
さて、その他のメリットも含めて詳細を見ていきましょう!
空港からのアクセスがよい
ウミカジライナーという直通の路線バスに乗車すると、ホテルの目の前まで行くことができます。瀬長島は島ではあるものの、道路でつながっているので、バスやタクシーでアクセスできます。もちろんタクシーで行ってもいいのですが、目の前まで公共交通機関で行けるのはメリットだと思います。子どもを抱っこして、スーツケースを持って長距離歩くのは大変ですからね。ましてや沖縄の強い日差しの下なのでより大変です。
レンタカーを借りるとなると、レンタカー屋に移動して、手続きをしてと時間がかかりますからけっこう大変ですよね?その点、バスであれば、空港を出てすぐに乗ることができるので、楽にホテルまで移動できます。
子供向け備品が充実している
今回、特にファミリー向けプランという訳ではなかったのですが、私がチェックインの手続きをしている間に子ども向けのアメニティをいただきました。
子ども用の歯ブラシ、巾着袋、体洗うためのスポンジ、お風呂に浮かべるアヒルが入っていました。上の子はこれでテンションが上がって、到着後すぐに部屋で入浴しました!
また、子ども用の館内着も用意されていて、借りることができました。館内の移動はこれでOK(朝食会場もOK)ですし、パジャマ代わりにもなりました。大人のものと一緒に毎日交換してもらえます。サイズは1歳児はSSでも大きすぎたので着せませんでしたが、4歳児はSSがピッタリくらいでした。さらには、子ども用の使い捨ての館内スリッパも用意されていましたので、館内で使う服はほとんど用意する必要がありません。
というわけで、子どもがホテル滞在中に使用する荷物を減らすことできるのでメリットに感じました。
プールの備品が充実している
それほど大きくはないですが、インフィニティプールがあります。幼児にはちょうどよいサイズ感です。深さは大人の胸くらいまででしたので、大人も一緒に楽しめます。
貸出アイテムも充実していて、腕につける子ども用の浮き具、大人用子ども用各サイズの浮き輪、ゴーグルを無料で借りることができます。また、タオルも借りられます。自分で用意するプール用品としてはスイムウェアがあれば大丈夫ですので、荷物が少なくてすみます。
プールからの景色がよい
このプールの魅力はなんと言っても、間近で見る飛行機だと思います。
プールで涼みながら、着陸する飛行機をみて大人も子どもも大興奮でした!
注意点としては、戦闘機の離陸時の音が相当大きいことです。大人でも耳をふさぎたくなる爆音で、小さい子どもは泣いている子もいましたし、うちの4歳児も最初は怖がっていました。
ちなみに戦闘機の爆音は屋外ではすごいですが、屋内では気になりませんでした。部屋の窓が二重になっているなどの対策がなされているためです。
子ども用の朝食を用意してもらえる
我が家は朝食のみ利用でしたので、朝食について書きます。
子どもの食事は予約していませんでしたが、無料で子ども用にご飯(白飯またはお粥)とスープ(日替わりでみそ汁とコーンスープでした)と味のりを用意してもらえました。また、飲み物はセルフサービスですので、子どももジュースを飲むことができます。沖縄らしくお茶はさんぴん茶(ジャスミン茶)で、子どもは飲めないかもしれませんので、お茶を飲ませたい場合は飲み慣れたお茶を用意しておくといいと思います。
大人用の朝食は、夕食としてでてきてもいいくらいの内容で、ボリューム・味ともよかったです。おかずを子どもに分けたとしても足りないことはないと思います。
なお、小学生くらいのお子さんは子ども用の朝食をたのんでいたようでしたが、こちらも結構なボリュームがあるように見えました。
食事会場では子ども用のイスを借りることができます。シートベルトがついたタイプとついていないタイプの2種類がありましたので、年齢によって使い分けることができます。
なお、夕食は、外で買ってきたものを食べましたが、館内に共用の電子レンジがあり自由に使えます。子ども用の食事を外で調達して温めて食べさせるのに使うことができ便利でした。
入浴の選択肢が多い
温泉の大浴場があります。こちらを使用する場合はバスタオルとフェイスタオルをお風呂の入り口で貸してもらえるので、部屋からお風呂に移動する際の荷物が少なくてすみます。子どもと一緒に大浴場に行こうとすると、荷物が多くなりがちですので、ありがたいですね。
私は露天風呂付き客室を選んだため、子どもと大浴場には行きませんでしたが、ぬるめの浴槽もありましたので、子供でも入れると思います。
お部屋の露天風呂はというと、昼間は外気が暑くて入っていられないですが、夜入ると気持ちよかったです。大浴場は客室から遠かったので、部屋の露天風呂が重宝しました。
部屋の露天風呂の横にシャワールームがありましたので、1歳児はここで体を洗いました。温泉を重視しない場合これだけでも十分だと思います。
子どもが楽しめる景色
私が泊まったのはオーシャンビューのお部屋です。部屋からも那覇空港の第2滑走路の端が見え、着陸する飛行機を眺めることができました。様々な会社の旅客機と自衛隊機が着陸するので、バラエティーに富んでいます。飛行機好きの我が子には最高の部屋でした。
ホテルが丘の上に立っていて、その丘の横を航空機が通る位置関係なので、着陸寸前の飛行機を真横から見るような感じになります。
空港の近くにありながらバカンス気分を味わえる
那覇空港近くの市街地に宿泊すると、移動が少ないので子連れには便利なのですが、周りがビルだらけでバカンス気分にかけるんですよね。瀬長島ホテルは空港からバスで20分程度の距離にありながら、島をまるごとリゾートにしていますし、オーシャンビューですのでリゾート感満載なわけです。
上述の通りオーシャンビューのプールもあり、大浴場からも海が見えますので、旅の気分も盛り上がります!
海に沈む夕陽を部屋から眺めることができます。また、ホテルの南西にある瀬長西ビーチまで徒歩5分くらいですので、子どもと歩いて行くことができます。海水浴というよりは磯遊び向けのビーチだと思います。泳いでいる人は見かけませんでしたが、磯遊びやお散歩には向いています。
ホスピタリティがよい
ベルボーイさんが数名いましたが、どの方も程よい距離感で、特に子どもにフレンドリーでした。子どもはホテルのエントランスで、今からどこに行くとか、どこに行ってきたなどの報告をベルボーイさんに一生懸命に話していてほほえましかったです。
宿の基本情報
宿の立地やお部屋の状況などの基本情報をまとめておきます。
立地
地図を見るとわかる通り、那覇空港の真南の島にあり、第一滑走路と第二滑走路の間に位置します。
部屋
ベッド2つに畳コーナーがあるお部屋でした。ベッドをつなげることができたので、子どもが落下する心配が少なく安心でした。
子どもがベッドから落下するのを防ぐ方法はこちらの記事をどうぞ。
玄関で靴を脱ぐ形式ですが、玄関とベッドルームに扉などの仕切りが無いので、1歳児がハイハイで玄関に出てしまい大変でした。
また、コンセントの数が多いので、1歳児が触らないようにケアが必要です。
部屋からは海と滑走路が見えますので、日中は青い海、夕方は夕日が沈む様子、夜は星空を楽しむことができます。また、各時間帯に飛行機の着陸を楽しむことができます。
付近の店舗
ホテル内には少しお土産品を売っているのと、飲み物の自動販売機があるくらいなので、食べ物を買おうとすると外に買いに行く必要があります。
近くにはコンビニやスーパーは無く、歩いて行ける距離にあるのはウミカジテラスの各店舗ですね。
ウミカジテラスは飲食店や雑貨屋などが集まったフォトジェニックなスポットとして注目を集めており、食べ物のテイクアウトできる店舗もあります。
我が家は、夕食なしのプランでしたので、1日目はウミカジテラスに食料を調達に行きました。白米もテイクアウトできましたので、子連れでも安心です。海鮮焼きそばやもずくの天ぷらなど沖縄っぽいものも食べることができました。
ウミカジテラスは丘の斜面にあり、階段の上り下りがありますので、汗だく間違いなしです。屋根が無いので、雨が降ったときに歩くのは大変そうです。
デメリット
上述の通り、近くにスーパー、コンビニが無いので食料の調達がしにくい点がデメリットです。朝昼晩と3食ホテルで食べることも可能ですが、こどもが食べられるものがないこともあるので、やはりスーパーがあると便利なんですよね。
我が家では観光ついでにイオンに寄って食料を調達してきましたがバスで大量に食料を運ぶのはちょっと大変でした。
ウミカジテラスの店舗を上手く活用すると良いと思いますが、夕立のときはお手上げですね。天気予報と相談しながら食料調達を考える必要があります。こどもが小学生くらいになったらホテルで夕食も食べるのが楽だと思います。
リゾートを満喫という点ではスーパーやコンビニがない方が、非日常感があってよいのかもしれません。
まとめ
・空港近くにありながらリゾート感を味わえる
・子連れにやさしい備品とホスピタリティ
・景色が最高!
というわけで、今回は琉球温泉 瀬長島ホテルの紹介でした。この記事を読んで興味を持っていただいたそこのあなた!ぜひ、滞在してみてくださいね!
子連れ旅での宿の選び方はこちらの記事にまとめています。
子どもがベッドから落下するのを防ぐ方法はこちらの記事をどうぞ。