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子連れ海外旅行での場面別の注意点まとめ

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海外旅行の注意点を場面別にまとめてみました。普段とは勝手が違い、色々と落とし穴がありますので、はまらないようにイメトレをしておきましょう!

全体を通して、何はともあれ余裕を持った行動が重要です。通常、海外旅行では空港到着は2時間前と言われることが多いですが、大型連休などの時に、子連れ旅行をする場合はもっと早く到着した方がいいと思います。授乳する場所を探すとかおむつを替えるなどに時間がかかりますし、搭乗前に子どもを遊ばせる(疲れさせる)のにも時間が必要だからです。

では、各場面でどんなことを準備しておく必要があるかを見ていきましょう!

家~空港まで

国内の移動は早め早めを心がけましょう。電車で移動する場合は普段移動にかかる時間よりも、スーツケースがある分時間がかかります。階段やエスカレーターの代わりにエレベーターを使うだけでも待ち時間がかかりますし、エレベーターに乗るために、駅構内で遠回りしなければならない場合もあり、普段より時間がかかりがちです。

車で空港に行く場合は、駐車場の確保を事前にできるならしておきましょう。大型連休時は駐車場が満車になることも多いです。当日そうなってしまったら非常に困ります。
どちらの場合もですが、大きな空港の場合、自分たちが使用するターミナルを調べておきましょう。ターミナル間は数キロ離れている場合もあるので、間違えると大幅な時間のロスになってしまいます。

チェックイン

空港に着いたら、まずは、チェックインカウンターに行きます。この時に本人確認をされますので、子どもも含めて全員揃っている必要があります。子どもが行列に並ぶときにじっとしていられない場合は、大人が一人子供に付き添って近くで遊ばせておき、もう一人が列に並んでおきます。カウンターが近くなったら、合流し本人確認という手順でOKです。(ただし、行列の形によっては最初から並んでいないと合流できない場合もあると思いますので、この場合はあきらめて並びましょう。)

本人確認が終わったら、また離れた場所で遊んでいてもOKです。
この時点で、荷物を預けることになりますので、機内で必要なものを間違ってスーツケースにしまわないようにしましょう。また、機内で邪魔になるものはスーツケースに入れてしまいましょう。機内で無駄に荷物が多いと大変ですからね。

国内で乗り継ぎがある場合のチェックイン

地方空港から搭乗して、成田や羽田でフライトの乗り継ぎがある場合は、最寄りの空港では国内線カウンターに向かいます。空港によりますが、国内の空港で乗り継ぎをする人向けの専用カウンターがあったりします。どのカウンターを使えばよいかわからなければ、近くのスタッフさんに聞いてみましょう。

チェックインでは、基本的に搭乗地~乗継地~目的地までチェックインが可能です(航空会社が同じ場合)。荷物も目的地までスルーになります。乗継空港(成田や羽田)ではスーツケースは出てきませんので、必要なものは必ず手元に出しておきましょう。必要な物をスーツケースに入れてしまうと、海外に到着するまで取り出せません!子どもが機内で使う予定のお気に入りのおもちゃを入れてしまったら大変です。

どこまでチェックインが完了しているのか、荷物を受け取るのはどこなのかを教えてくれますので、しっかり聞いておきましょう。また、乗継空港に到着後どこに行けばよいかも聞くと教えてくれますので、不安なら聞いておきましょう。乗継空港到着後にももちろん教えてもらうことができますが、乗継時間が短い場合などは出発空港で聞いておくとよいでしょう。

乗継がある場合は、出発空港では「国内線」の保安検査場に行く必要があります。この段階では国内基準の保安検査ですので、ペットボトルなどの液体は持ち込みOKです。

保安検査

保安検査以後は危険物は持ち込めませんので、スーツケースに入れておく必要があります。
この先、ペットボトルなどの液体を持ち込むことができません。特に夏場の旅行の場合、のどが渇いてついついペットボトル飲料を買ってしまいがちですが、飲み切れる量にするか、保安検査通過後に買うようにしましょう。液体の持ち込み制限ですが、子どものミルク用のお湯などは常識的な量であれば制限の対象外です。

よちよち歩きの子連れの場合、子どもを抱っこして探知機を通過するよう指示があると思いますので、指示に従い行動しましょう。

出国審査

最近は、自動ゲートでの出国審査が主流になってきましたが、小さな子連れの場合は有人での審査となります。自動ゲートは空いているけど、有人ゲートは混んでいるなんてこともあるので余裕をみていきましょう。
ここでも全員揃って窓口に向かいます。出国審査では本人確認だけで、特に何も聞かれることはないと思います。

※地方空港から搭乗して、成田や羽田でフライトの乗り継ぎがある場合は、国際線に乗る空港で出国審査があります。

ここまで通過すれば、搭乗時刻までは自由時間です。遅れずに搭乗口に向かいましょう。ここから先で購入した飲み物は機内に持ち込むことができます。

搭乗までの過ごし方

機内で快適に過ごすためには、搭乗までの過ごし方が大事です。
機内では子どもは自由に動き回ることができません。小さい子供は動き回りたがることが多いですが、飛行機の中ではそれもかないません。なので、搭乗前に存分に動きまわっておいてもらいましょう。そうすることで、搭乗後しばらくはおとなしくしてくれる確率が高くなります。また、遊びまわって疲れることで、よい睡眠にもつながります。

さて、ではどこで遊ばせるかですが、空港によっては子供用にプレイスペースが用意されています。空港によりますが、1歳になっていれば、少しは遊べるかなという感じです。搭乗口からみて、使いやすい位置にあれば使うとよいでしょう。同年代の子どもが遊んでいるので、けっこう楽しんで遊んでくれます。

近くにプレイスペースがない場合は、空港内をお散歩してみるのもよいでしょう。普段見ないようなものが色々あるので、興味を持ってみてくれると思います。
多くの空港では飛行機とその周辺が見えると思いますので、働く車を一緒に見てみるのも面白いです。

授乳が必要な場合には、授乳室をあらかじめ調べておきましょう。日本の空港はトイレの隣あたりに用意されていることが多いです。かなり数はありますが、1箇所に1室のことが多く、近い場所は使用中だったりするので、時間的な余裕が必要です。

また、人によると思いますが、飛行機の離陸時に授乳すると子どもが泣かないということもありますので、この手段を使うのであれば、授乳間隔にも注意(授乳が搭乗直前にならないようにする)が必要です。

おむつ替えが必要な場合は、搭乗の直前に替えておきましょう。

子どもが機内で自由に飲めるように、飲み物を買っておきましょう。我が家の場合は、子供用に麦茶を一本買って持ち込みます。子どもがいつも飲んでいるものを持ち込むとよいでしょう。

搭乗

日本の航空会社の場合、2歳までの子連れの時には、事前改札サービスが利用できます。これは、他の乗客よりも先に搭乗できるサービスです。子連れの場合は荷物も多くなりがちですので、早めに機内に乗り込んで、じっくり準備ができる利点があります。

しかし、事前改札サービスを利用しない方がいい場合もあります。それは、子どもがじっとしていられない場合です。先に搭乗するということは、機内にいる時間が長くなるということでもありますので、子どもが我慢する時間が長くなります。
我が家の場合は、子どもが寝ている場合以外は、逆に最後に搭乗するくらいのタイミングで乗り込んでいます。

搭乗からしばらくの間は、機内のエンタメ(動画など)もまともに見ることができませんので、子どもがあきないように、おもちゃなどを事前に準備しておきましょう。

機内での過ごし方

フライト時間によりますが、こどもの主な過ごし方は睡眠、食事(おやつ)、おもちゃ(機内エンタメ)です。
また、おむつ替えのタイミングも重要です。詳細は別の記事でまとめたいと思います。

降機~入国審査~荷物のピックアップ

いよいよ目的地に到着です。降機するときには忘れ物をしないように注意しましょう。特に、シートの下やすきま、シートと窓の間などにおもちゃがないかを確認しましょう。子連れは何かと荷物が多くなるので、上の棚などにも荷物がないか念入りに確認しましょう。

入国審査は家族一緒に受けることができます。今は大体どこの国も指紋を取られたりしますが、子どもは免除になっているのか、今まで子どもの分は要求されたことはありません。時間帯によっては込み合うので、特に事情が無ければさっさと入国審査場まで行くようにしましょう。カナダに行った時は、子出れでも機械による顔認証のみでした。国によって結構適当だったり、質問をされたりと様々です。子連れ旅行の場合は怪しまれて長引くことはそうそうないのではと思います。

入国審査を終えると、荷物のピックアップです。
子どもが歩ける年齢の場合、目を離さないようにしましょう。人がかなりいますし、大型のスーツケースも多いので、危険がいっぱいです。

ホテルへの移動

我が家の場合、電車が第一選択肢です。空港に鉄道がない場合にはバスやタクシーを検討します。
鉄道は日本で下調べがしやすいことが利点です。詳しく調べておけば、現地で悩むことは少ないです。それでも、券売機の使い方がわからなかったりしてそれなりに悩みますが・・・。

うちの子どもの場合、電車が好きなので比較的静かにしていてくれます。これは子どもによると思いますので、電車が大丈夫なお子さんであれば選択肢としてよいと思います。

最近はUberなどの配車アプリを利用できる国も増えていますが、子連れの場合、チャイルドシートの問題があるので、我が家では利用していません。チャイルドシート未使用が法律的にどうなのかという問題もありますし、何より万が一の時に危険ですからね。子どもが大きくなったら配車アプリは使い勝手がよいと思います。

ホテルチェックイン

チェックインもみんな揃って行いましょう。宿泊者全員のパスポートを確認されます。
チェックインの時にベビーベッドの有無など聞かれることがあります。必要であれば予約時にリクエストしていると思いますが、この場でもリクエスト可能な場合もあります。

ホテルでの過ごし方

到着当日はなるべくゆっくり過ごすのが良いと思います。大人も子供も長旅で疲れていると思いますので、無理は禁物です。時差がある国への旅行の場合、大人は時差ボケを治すために夜まで寝ないようにするなどしますが、小さい子供は自由に寝かせてあげた方がいいです。大人ほど寝る時間がはっきりしていないので、時差ボケなく過ごしてくれますし、どちらにせよお昼寝しますし、あまり寝る時間にはこだわらなくてよいと思います。
うちの子の場合も、着いた日は爆睡、翌日から普段通り活動のことが多いです。

子ども用のパジャマはないので、部屋着や寝巻きは必ず持っていきましょう。お昼寝の時のタオルケット代わりにバスタオルが1枚あると便利で、いつも持っていきます。

観光時のポイント

ハワイのホノルルのような街中で観光できる場合はあまり心配ないですが、街から離れたところを観光する場合は、食べ物、飲み物が調達できない場合も想定して、持参するようにしましょう。
市街地の観光に限られてしまいますが、ホテルから近いところを観光すると楽です。子どもが寝てしまったらホテルに戻るという手を使うといいです。

食事のとり方

食事は、離乳食を卒業している月齢であれば、何かしら食べられるものはあると思います。うちの子の場合は、バナナ、パンが主食になることが多いです。離乳食が必要な月齢の場合は日本から持参が吉です。

我が家でヨーロッパ旅行した際の食料事情は以下の記事にまとめました。

ムール貝とその他の料理
1歳9ヶ月の子連れヨーロッパ旅行!子供向けの食料はある?2020年1月、子どもが1歳9ヶ月の時にヨーロッパへ旅行に行きました。ブリュッセルとロンドンを巡りました。 この記事では、実際にブ...

帰りの空港まで

日本で空港に移動するよりも早めの行動を心がけましょう。慣れない海外で子連れなので、ハプニングが起こらないとも言えませんよね。早め早めの行動で安心して移動しましょう。早く空港に着きすぎたら、ショッピングで時間をつぶせますし、普段は見ることができない航空会社の飛行機があったりして楽しいですよ。

空港~フライト

空港では基本的には日本を出国するときと同じように過ごせばOKです。保安検査が終わった後にペットボトルの水を1本買っておくと、子どもがいつでも飲めるので良いと思います。
フライト中も往路と同じように過ごせばいいですが、機内食は外国製の離乳食が出ますので、口に合わないかもしれません。あらかじめ準備しておきましょう。

帰国後

帰国後はゆっくり休みましょう。うちの子どもは時差ボケほとんどなしで翌日から元気です。

旅先で大移動がある場合

旅先で飛行機の乗り継ぎがある場合やヨーロッパなどで国をまたいだ移動がある場合は事前予約と早めの行動を心がけましょう。我が家ではハワイ旅行の際にオアフ島からハワイ島に行ったのと、ヨーロッパでブリュッセルからロンドンに電車移動したことがあります。日本と行き来するフライトと比べると、日本語のアナウンスが全くなかったりして、より異国感を味わうことができると思います。

ブリュッセルからロンドンの移動は以下の記事にまとめました。

子連れでのユーロスター乗車!ブリュッセル~ロンドン体験談海外で複数都市を巡る旅行をしてみたくありませんか?日本では体験できない国境をまたぐ列車なんていうのもいいですよね。 子連れで国際列...
まとめ

・何はともあれ早め早め行動を心がけましょう
・事前に動きの予習しておくことで、当日は余裕を持って過ごせます
・子ども用の食料は現地調達できない場合もあるので、余裕を持って準備しましょう
・子連れ旅行では無理は禁物!疲れたら休みましょう!
・この記事で予習してよい旅を!