我が家には新幹線好きの子どもがいて、中でもE5系とH5系がお気に入りです。乗せてあげたいのが親心ですが、なかなかお高いので頻繁には乗せてあげられないですよね。
そんな悩みを解決するため、今回は、JR東日本の新幹線にお得に乗る方法を調べてみました!
我が家の子どもたちは4歳と1歳ですので、大人同伴であれば、子ども料金はかかりません。しかし、大人2名分払うだけでも結構なお値段になりますからね。できるだけお得に乗りたいですよね。いくつか方法がありますが、今回はそのうちの1つJREポイントを使用して新幹線に乗る方法を見ていきます。
JREポイントとは
JREポイントはJR東日本が運営する共通ポイントで、各種サービスの利用時に貯めることができます。例えば、登録したSuicaで鉄道に乗ったり、JR東日本のきっぷ予約サイト”えきねっと”を利用したり、JR東日本の関連のお店でポイントカードを提示することで貯まります。
貯めたポイントはSuicaにチャージしたり、商品に交換したりできるのですが、中でもお得な使い方なのが、えきねっとで特典チケットに交換する使い方です!
特典チケットの交換には距離に応じたポイントが必要で、例えば東京から新青森までのチケットの場合、12110ポイントが必要です。普通に購入した場合には17670円かかりますので、1ポイント1.46円の価値となります。
その他の区間は一覧をご覧ください。指定席の価格が時期によって変わるため、1ポイントの価値は目安としてください。また、各種割引は考慮していません。
東北・秋田・山形新幹線の主な区間
区間 | 必要ポイント | 1ポイントの価値 |
---|---|---|
東京↔宇都宮 | 4,620ポイント | 1.09円 |
東京↔福島 | 7,940ポイント | 1.12円 |
東京↔仙台 | 7,940ポイント | 1.41円 |
東京↔盛岡 | 12,110ポイント | 1.22円 |
東京↔新青森 | 12,110ポイント | 1.46円 |
東京↔秋田 | 12,110ポイント | 1.47円 |
東京↔山形 | 7,940ポイント | 1.41円 |
東京↔新庄 | 12,110ポイント | 1.06円 |
仙台↔新青森 | 7,940ポイント | 1.41円 |
仙台↔秋田 | 7,940ポイント | 1.29円 |
上越・北陸新幹線の主な区間
区間 | 必要ポイント | 1ポイントの価値 |
---|---|---|
東京↔新潟 | 7,940ポイント | 1.33円 |
東京↔軽井沢 | 4,620ポイント | 1.26円 |
東京↔長野 | 7,940ポイント | 1.03円 |
区間によってお得度が大きく変わるので、参考にしてください。
東北新幹線の、東京から仙台、山形、新青森、秋田がお得ですね。
注意点としては、北陸新幹線のJR東日本管轄の区間は上越妙高までなので、ポイントで行けるのは長野までです。また、北海道新幹線は東北新幹線と直通運転していますが、JR北海道なので対象外です。
2022年のキャンペーン
通常は上記のポイント数が必要なのですが、2022年はキャンペーンがあり、限られた期間のみ上記ポイントの半額以下で特典チケットと交換可能です。
2月と6月と9~10月に期間が設定されており、残るは9/26~10/7乗車分です。ちなみに我が家では、6月のキャンペーンで東北新幹線に乗ってきました。10月は秋田に行こうかなと考えています。東北新幹線の乗車記録は以下の記事にまとめています。
気になる必要ポイントですが、以下の通りです。
通常ポイント | キャンペーン時の必要ポイント |
---|---|
2160ポイント | 1000ポイント |
4620ポイント | 2300ポイント |
7940ポイント | 3900ポイント |
12110ポイント | 6000ポイント |
東京から新青森・秋田が6000ポイント、東京から仙台が3900ポイントで行けてしまうという夢のようなキャンペーンですね。これは利用するしかないですね。
JREポイントの貯め方
利用方法はわかった、お得なのもわかった、でもJREポイント持ってないという方がたくさんいらっしゃると思います。ここからは、JREポイントの貯め方を解説します。大量のポイントが獲得できる方法が2つありますので、それぞれ解説します。片方でも、両方でも実践可能です。
ビューカードの入会キャンペーンを利用
JR東日本グループが運営しているビューカードというクレジットカードがあります。このカードの利用で貯まるポイントがJREポイントです。通常の利用でももちろん貯まるのですが、たびたび入会キャンペーンをやっているので、このキャンペーンに乗ることで一気に数千~数万ポイントの獲得が可能です。カードの種類と時期によって、キャンペーンのクリア条件ともらえるポイント数が異なりますので、納得のいく条件の時に参加するとよいでしょう。
私の場合は、2021年の春にビューゴールドプラスカードを作成し、色々と条件をクリアして25000ポイントほどもらいました。ゴールドでなく、一般カードでもキャンペーンをやっていますが、ゴールドのほうがもらえるポイントは多いです。なお、年会費がかかりますので、年会費ともらえるポイント数、その他のカード特典との兼ね合いでどちらを選択するか決めるとよいです。
2022年6月時点では、キャンペーン内容は以下のようになっています。春のキャンペーンが終わって、けっこう渋い印象です。
ゴールドカードのキャンペーン(公式ページはこちら)
項目 | 達成条件とポイント |
---|---|
家族カード作成 | 家族カード作成で3000ポイント |
カード利用 | 40万円利用で6000ポイント、80万1円以上利用でさらに6000ポイント |
通常入会特典 | 入会すると5000ポイント |
合計 | 14000~20000ポイント |
ゴールドカードは多額の決済予定がある方であれば検討の余地ありといったところでしょうか。後述のマイナポイントと両方取り組める方であれば、特典チケット交換に必要な家族分のポイントを賄うこともできそうです。
一般カードの方は現在、最大4000ポイントなので新規入会単独では旅行するにはちょっと足りなそうですね。
公式ページはこちらです。
マイナポイントを利用
現状ビューカードのキャンペーンが厳しいので、今から紹介する方法のほうが、多くの方にとって実現性がありそうです。
それは、現在国がやっているマイナポイントのキャンペーンを利用する方法です。
マイナポイントをもらうためには、キャッシュレス決済を登録する必要がありますが、登録対象のキャッシュレス決済にSuicaがあるんですよね。さらに、Suicaを登録した際にもらえるマイナポイントはJREポイントでもらうことになります。つまり、Suicaを登録し、各種条件を満たせば、JREポイントが大量に手に入るということです。しかも、マイナポイントは1名につき1回もらえますので、家族の人数分もらうことができます!
何ポイントもらえるのかをまとめます。
項目 | ポイント数 |
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Suicaに2万円チャージ | 6000ポイント(国の5000ポイントプラスJR東日本独自で1000ポイント)
※マイナポイント第1弾で付与済みの方は除く |
健康保険証登録 | 7500ポイント |
公金受取口座登録 | 7500ポイント |
合計 | 21000ポイント |
なんと1名につき最大21000ポイントもらえます!ですので、ポイント半額で特典チケットに交換できる時期に乗車するのであれば、家族のうち1名または2名程度がSuicaを登録すれば旅行代を賄えそうです。マイナポイントを登録していない方はチャンスです。マイナポイント第2弾の公式案内はこちらからどうぞ。
ちなみに、JREポイントの付与はSuicaにチャージした月の翌月中旬とのことですので、こちらは今からでも十分間に合いますね。健康保険証・口座の登録分のマイナポイントについては6/30から始まりました。
2022年は、半額ポイントのキャンペーンとマイナポイントのキャンペーンが同時にあるので、JREポイントを使ってお得に旅をする大きなチャンスだと思います。この機会を逃さずに良い旅を計画してください!