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子連れ旅行の行先を費用面から考える

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子どもとの旅行は楽しいですが、お金がかかるのが問題ですよね。お金がかからなければもっと旅行に行けるのになんて思うこともあるのではないでしょうか。今回は費用面から旅行先を考えてみたいと思います。

基本的な考え方

子どもは小さい頃は無料のものが多いですが、年齢が上がるにつれて大人と同じ料金がかかるようになっていきます。なので、基本的には子どもが小さいうちに旅行をすると安く行くことができます。交通手段や行先によって料金のかかる年齢が違うので、これを参考にして旅行先を検討してみましょう。

交通手段による違い

子連れ旅行に使用する交通手段といえば、飛行機、電車、自動車が主ではないでしょうか。それぞれ見てみたいと思います。

飛行機

飛行機は国際線は2歳になるまでは大人の10%の金額(大人の膝上の場合)ですので、海外旅行は子どもが2歳になるまでであれば比較的安く行くことができます。また、国内線は3歳から料金がかかりますので、国内旅行は3歳になるまでであれば、安く行くことができます。国内線の場合、3歳以上12歳未満は小児運賃が適用され、大人の半額程度の金額です。ただし、大人の正規運賃の半額であり、旅行で使用することが多い割引運賃からのさらなる割引はありません。つまり、正規運賃の半額程度の割引航空券を使用する場合は大人も子どもも同じ料金がかかるということです。

例として大人の正規運賃が40000円、早割などで購入する場合の割引運賃が18000円の場合を考えてみましょう。
この場合、子どもの小児運賃は40000円の半額なので20000円となります。
一方で、早割は18000円で、これには小児運賃は設定されないので、これを買う場合には、子どもも大人と同額の18000円かかります。
というわけで、よく使われる割引運賃で考えた場合には子どもも大人と同額かかると考えておく必要があります。

電車

電車は未就学児は無料、小学生は大人の半額です。JRの場合、割引きっぷには子ども料金の設定があったりなかったりと切符の種類によってまちまちです。

自動車

マイカーであれば、何歳になっても料金は変わらないですね。レンタカーの場合はチャイルドシートにオプション料金がかかったりします。

交通手段以外

交通手段以外を考えてみると、宿泊料金とその他施設の入場料金が挙げられます。それぞれ見てみましょう。

宿泊施設

宿泊施設は条件によって様々です。まず、添い寝が何歳まで認められるかがまちまちですし、和室の場合、布団の有無で料金が変わってきます。体が大きくなるまでは親と同じ布団で寝ることで、大人の料金だけで済むことが多いです。
食事の内容によっても料金が変わります。食事は、宿泊先にもよりますが、<1>大人と同じ物を食べる、<2>子ども用に量を減らした物を食べる、<3>お子様ランチのような専用のメニューを食べる、<4>食べない(親のものを一緒に食べるまたは離乳食を持参)の選択になります。子どもが大きくなるに連れて、大人の料金に近づくと考えておけばよいでしょう。

その他施設

入館料、入園料の類の話です。施設により異なりますが、遊園地などの乗り物系は3歳や4歳から幼児料金がかかることが多いように感じます。例えば、USJは4歳から子ども料金がかかります。一方で、水族館や動物園は小学生未満は無料だったり、小学生よりも割安な幼児料金が設定されていることが多いと思います。例えば、沖縄の美ら海水族館は6歳未満が無料ですし、北海道の旭山動物園は中学生以下が無料です。

まとめ

ここまで、様々なことについて何歳から料金がかかるかを調べてみましたので、何歳でどこに行くとコスト的に有利かをまとめます。

交通手段

2歳になるまでに海外旅行に行き、3歳になるまでに飛行機で国内旅行に行き、小学生になるまでに電車で国内旅行に行くのがよさそうです。小学生になってからは自動車も使いながら、半額で乗ることができる電車がメインになるでしょうか?飛行機は大人と同じ料金がかかるので、厳しそうですね。
一言でいうと、遠いところほど小さいときに行っておくということですね。

上記はあくまでも、金銭面の話ですので、実際には小さい子を連れて長旅は難しいのかもしれません。我が家の場合、上の子が1歳の時にハワイ、カナダ、ヨーロッパに行きましたので、今回書いた内容を体現できたと思います。2022年の状況では子連れ海外旅行はまだまだハードルが高いと思いますので、現状は飛行機を使った国内旅行が最大限かなと思います。

各種料金

料金だけで見ると、動物園・水族館よりも遊園地に小さいうちに行く必要がありますが、現実には動物園や水族館のほうが小さい子には向いているように思いますので、今回の考え方を当てはめるのは難しそうです。

現状を見て思うのは、行けるときに行けるところに行っておく、もうちょっと大きくなってからと思っていると機会を逃すということです。このことを肝に銘じて、金銭面も考えながらも、それだけにとらわれず、その時その時の我が家にあった旅行をしたいと思っています。