”どこかにビューーン！”始まる！マイナポイントを使ってお得に旅行に行こう！

JR東日本で、12月からお得＆おもしろいサービスが誕生します！その名も「どこかにビューーン！」。ちょっとしたミステリーツアーですね。

ざっくりいうとJALがやっている「どこかにマイル」の新幹線版みたいな感じですかね。どのくらいお得なのか見てみたいと思います。

Contents

サービスの概要と特徴

JR東日本の新幹線の駅の中からランダムで4駅選ばれます。選ばれた4駅が気に入ったら申込み、気に入らなければ、再度ランダムで4駅選ばれ、これを気に入った行先が出るまで繰り返します。

気に入った4駅の行先が出現したら申込します。申込3日以内に4駅の中から行先が決定するという流れです。絵にしてみるとこんな感じです。

出発駅は、東京・上野・大宮の中から選択することができ、最大6名までのグループで使用できます。

対象はえきねっと会員でJRE POINTと連携手続きをしている人です。えきねっとはJR東日本のチケット予約サイトで、JRE POINTはJR東日本のポイントです。

えきねっとでチケットを購入した際などに貯まるポイントがJRE POINTです。どちらも無料で会員になることができます。
えきねっとはこちら
 JREポイントはこちらから

どこかにビューーンの申し込みは12月1日からで、現金やクレジットカードではできず、JRE POINTでのみ申込可能です。行先となった駅まで6000JRE POINTで往復できます。片道ではなく往復で6000ポイントですから、相当お得なことは間違いありません。

秋田や新青森は通常時にJREポイントを利用してチケットを引き換えた場合、往復で24220ポイントかかりますから、秋田や新青森が行先になった場合は通常の1/4以下のポイントで行けることになります。

1ポイント1円の価値としても、通常6000円では秋田や青森には行けませんので、お得であることが分かります。

旅程は日帰りから7日間を選ぶことができ、日帰りの場合は最短でも5時間以上列車の時間を空ける必要があります。

行先の候補駅は、東北新幹線の那須塩原から新青森の各駅、秋田新幹線の各駅、山形新幹線の各駅、上越新幹線の上毛高原～新潟のガーラ湯沢含む各駅、北陸新幹線の安中榛名から上越妙高の各駅です。

実際に行き先候補の選択を何回かやってみたところ、4つの選択肢が全部遠い駅の場合もあり、新幹線に長距離乗りたい方も、何回も検索することで、気にいる候補地が出てきそうです。

普段はあまり行く機会がなさそうな駅も候補に出てくるので、検索だけでも楽しいですよ。ただし、速達列車が停まらない駅もバンバン出てくるので、場合によっては行くのが大変かもしれません。

JREポイントはどこかにビューーン！以外でも、通常の特典チケットに交換することが可能です。交換には距離に応じたポイントが必要で、例えば東京から新青森までのチケットの場合、12110ポイントが必要です。普通に購入した場合には17670円かかりますので、1ポイント1.46円の価値となります。

どこかにビューーンで新青森が行先になったとすると、上述の通り、通常往復24220ポイントかかるところを6000ポイントで行くことができます。普通に切符を購入した場合には往復で35340円かかりますので、1ポイント5.89円の価値となります。

行先がどこになるかは運次第とはいえ、お得ですね！通常の特典チケットと比較すると、1ポイントの価値は爆上がりです。

その他の区間は一覧をご覧ください。指定席の価格が時期によって変わるため、1ポイントの価値は目安としてください。また、各種割引は考慮していません。

東北・秋田・山形新幹線の主な区間

上越・北陸新幹線の主な区間

このように、どこが出ても損はしないようになっており、さらに遠くへ行けば行くほどお得になる仕組みです。

JREポイントは様々な方法で貯めることができますが、今年のイチオシはマイナポイント事業で大量のポイントゲットです。どこかにビューーン！を利用するためには6000ポイント必要ですが、通常時ですと6000ポイントはなかなか貯めるのは難しいです。

しかし、今年はマイナポイントがあります。マイナポイントをSuicaに紐づけることによって大量のポイントを獲得可能です。しかも、マイナポイントは1名につき1回もらえますので、家族の人数分もらうことができます！

何ポイントもらえるのかをまとめます。

項目	ポイント数
Suicaに2万円チャージ	6000ポイント(国の5000ポイントプラスJR東日本独自で1000ポイント) ※マイナポイント第1弾で付与済みの方は除く
健康保険証登録	7500ポイント
公金受取口座登録	7500ポイント
合計	21000ポイント