コロナ禍前の海外旅行を振り返るシリーズです。
我が家では、2020年1月にブリュッセルを訪れました。この記事では、子連れでブリュッセルを訪れるときの空港⇔市街地間の電車移動について体験談を交えて説明します。
移動手段は何がある？
鉄道、タクシーがあります。我が家では電車を使って移動しました。
空港から市街地の鉄道のルートはこんな感じです。
電車の乗り場はどこにある？
電車の改札はレベル-1、つまり地下にあります。
入国審査と税関を通り過ぎたら、電車マークを目印に歩きましょう。英語でTrainと書いてあるので、迷わずに進めると思います。
エスカレータを下ると、改札階に着きます。
切符の購入方法は？
改札のそばに自動券売機があり、チケットの購入が可能です。写真の青い機械が券売機です。
しかし、我が家では現地では購入せずに、日本でネットで購入しました。現地で買うとなると、行先の選択が難しかったりするので、日本で買えるものは日本で準備しておきます。備えあれば憂いなしですね。特に、子連れの場合は切符を買うタイミングでぐずったりすると大変なので事前準備が吉です。
チケットのオンライン購入の方法
まずはベルギー国鉄公式サイトにアクセスします。
画像内のFromと書かれた箇所にBRUSSELS AIRPORT-ZAVENTEM、Toに目的地の駅を入力します。目的地はブリュッセル北駅であればBRUXELLES-NORD、ブリュッセル中央駅であればBRUXELLES-CENTRAL、ブリュッセル南駅であればBRUXELLES-MIDIです。
駅名は英語で表記されていないので難しいですが、固有名詞なので仕方ないですね。
なお、FromとToの入力箇所は途中まで文字を入力すると選択肢が出てきて選択することができます。
その下は、1等車と2等車の選択です。乗車時間も15～20分程度なので、2等車で十分だと思います。1等車の場合はFirst class、2等車の場合はSecond classにチェックを入れます。
次は、片道と往復の選択と、乗車日の入力です。片道ならばSingleを往復ならばReturnにチェックを入れます。
往路の日付をDeparture dateの欄に、復路の日付をReturn Dateの部分に入力（日付を選択）します。
入力できたらChoose your ticketsをタップして。次のページに行きます。
次に購入数とチケットのタイプを選択します。画像ではスタンダードチケットを一人分購入しています。
画像内のQuantityに購入したい人数を入力し、Addをタップします。乗車時間のわりには結構高いのですが、これは空港特別付加料金を含んでいるためです。
下の方に、空港付加料金の購入画面がありますが、スタンダードチケットの料金に含まれているので、別途購入は不要です。
なおフリーパスタイプのチケットを使う際は、空港付加料金を別途払う必要があるようです。私は使用していないので、詳細は不明です。
また、大人と同伴であれば12歳までは無料です。子供用のチケットは必要ありません。
ここまで入力した内容の確認画面です。
人数、クラス、チケット種別、乗車区間、金額を確認し、問題なければComplete Orderをタップします。
次に購入者の氏名と支払い情報の入力画面が出てきます。
購入者の名前、名字、メールアドレスを入力します。このメールアドレス宛てにチケットのPDFが届きますので正確に入力しましょう。
画面を下にスクロールして、次に乗車する人の名前を入力します。購入者と同じであれば同じ名前で構いません。ここに入力した名前がチケットに印字されます。
画像では１名分の入力になっていますが、購入した人全員分の名前を入力する欄がありますので入力します。
さらに下にスクロールすると、チケットの受け取り方法の選択画面がありますが、PDFのみになっています。印刷は必要ないと書かれています。
そしてさらに下に支払方法の選択があります。Choose a payment methodをタップすると、下図のように選択肢が出てきます。
クレジットカード会社を選択した上で、I agree to～にチェックを入れ、Go to paymentをタップします。あとはカード情報を入力して完了です。
しばらくすると、メールが届きますので、中身を確認しましょう。購入人数分のPDFが添付されていますので、各自に転送して乗車日まで消去しないようにしましょう。
乗車の際にはPDFの中のバーコード部分を改札機にタッチする必要があり、忘れると乗車できないので注意してください。
改札の通り方
オンラインでチケットを購入した場合、チケットレスで乗車可能です。スマホでQRコードをかざすだけです。
子連れの場合やスーツケースがある場合は2重扉のようになった専用の改札がありますので、そちらを通りましょう。
通常の改札は透明な一枚扉になっているのですが、扉の開閉スピードが速いので、子連れや荷物が多い場合は危険です。その点2重扉になった改札は開閉がゆっくりなので、子連れでも安心して通ることができます。
写真は通常の素早く閉まる改札です。
ホームに降りる
ホームはもう一つ下の階にあります。どのホームの列車がブリュッセルの市街地に行く列車かわからなかったので、電光掲示版の発車案内を見てみましたが、それでもわかりませんでした。
困ったときはGoogleに頼ります。GoogleMapの路線検索機能で調べました。検索結果に出てきた列車を、コンコースの電光掲示で確認してホームに降り、無事に目的の列車に乗ることができました。
座席と車内の様子
ホームに降りると、各車両の入口がだいぶ大きな列車が止まっていました。車両は2階建てです。JR東日本の普通列車のグリーン車のような感じのつくりです。
自由席のようですが、窓に予約表のようなものが貼ってある席もありましたので、真相はわかりません。とりあえず、何も貼っていない席に陣取りました。
ボックス席になっていてテーブルがありました。子どもはテーブルの上でおもちゃで遊んでいました。
車内の電光掲示に停車駅の案内が出ていたので、確認すると目的のBRUXELLES-CENTRAL駅が書かれていましたので、一安心です。
スーツケース置き場はなかったので、手元に座席近くの通路に置きました。空港駅を出るときは、同じ車両には他の乗客はいませんでしたが、次の駅で、沢山人が乗ってきて満席になりました。
スーツケースが置いてあっても、通路はなんとか通れるレベルでした。
小さい子ども連れ乗車についてですが、みなさん親切でした。
ここでは、子どもはおとなしかったということもあるでしょうが、ヨーロッパは子連れに寛容なイメージがあり、安心して旅ができます。
電車からの降り方は？
目的の駅に着いてホームに降り立ちます。ホームから上の階に上がるとコンコースになっていますが、改札はありませんでした。そのまま外に出てホテルに向かいました。
ブリュッセルの観光スポットなどはこれらの記事で紹介しています。
・ブリュッセル空港から市街地までは電車で簡単に行くことができます
・切符は事前に日本で買うことができ、チケットレスで乗車可能です
・12歳までは大人と同伴であれば無料です
・子連れの場合は専用の改札を通りましょう
・座席周りは広めで子連れでもゆったりと座れます
子連れ海外旅行の注意点についてはこちらの記事にまとめています。
