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お得に旅行するためにマイルを貯めよう!マイル講座初級編

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今回は、マイルって何?マイルに興味があるけど、どんなものなのかわからないという方のために、マイルの基本的な内容を書きたいと思います。

マイルについて書き始めると、奥が深すぎて膨大な情報量になってしまうので、今回は基礎のみをまとめたマイル講座初級編です。順次、込み入った内容も記事にしたいと思います。

また、子ども用のマイレージカードについても書いてますので、検討中の方は参考にしてください。

マイルとは?

マイルというのは一言で言うと航空会社(日本でいうとANAやJALなど)のポイントサービスのことです。

スーパーやコンビニで買い物をするときにポイントをためている方も多いと思いますが、マイルというのはすごーく簡単にいうとこれの飛行機版です。

つまり、飛行機に乗るとマイル(ポイント)がたまり、次に乗るときに割引で乗れたりただで乗れたりするわけです。このへんの考え方は普通のポイント制度と同じような感じなんですね。

しかし、マイルには単なるポイント制度とは異なる奥深さがあり、これが多くの人を引き付ける魅力でもあり、逆に難しいなと思わせる原因だと私は考えています。

なぜマイルを貯めるの?

世の中のマイルをためている人のことを“マイラー”と言います。

マイラーがなぜマイルをためているのかというと、多くの人は特典航空券狙いかと思います。(特典航空券をゲットできれば無料で飛行機に乗ることができます。)

飛行機の運賃って結構高いですよね?これがタダになるんだったらマイルをためてみたいと思いませんか?

帰省するときに飛行機を利用しなければならない方、毎回なかなかの出費だと思います。マイルを貯めれば、お金を気にせず、帰省できるかもしれません。

また、マイルをたくさんためれば、エコノミークラスだけでなく、庶民には高嶺の花であるビジネスクラス、果ては庶民が普通に暮らしていたら乗ることはないであろうファーストクラスにもタダで乗ることができます。

普通のポイントにはない価値があるのでマイルは人気があり、マイラーと呼ばれる人が世の中にたくさん存在するわけです。

マイレージプログラムに入会する

マイルを貯めるにはまず、各社のマイレージプログラムに入会する必要があります。これはコンビニのポイントなんかと同じで基本的には会社ごとに入会が必要です。入会すると会員番号が与えられ、今後はこの番号のマイル口座にマイルが貯まっていくわけです。

入会は各社無料でできます。まずはANAマイレージクラブへの入会方法をみてみます。
公式サイトはこちらです。

特に他の機能がいらない方は、「ANAマイレージクラブカード」を選んでおけば問題ありません。
カードはデジタルカードと物理カードから選択します。デジタルカードはANAマイレージクラブアプリをダウンロードして利用します。物理カードを選択した場合は、カードが送付されます。

お好みに合わせて選択すればよいと思います。我が家では子ども用は物理カードを選択しました。

JALも同様に公式サイトから申し込みが可能です。

はじめは、無料のマイレージカードを作ればよいと思います。
作成の際にカードの選択画面があるのですが、JMB WAONを作っておくことをおススメします。将来、有料のJALカード(クレジットカード)を作りたくなった時にお得に使うことができますので。将来、JALカードを持たなかった場合も全く損はありません。

JALは12歳以下の子供向けの特別デザインのカードがあります。飛行機がデザインされたカードがかっこいいので、大人も選択できたらと思いますが、子どもだけなんですよね。

外資系の航空会社もそれぞれの会社のホームページから申し込むことができます。しかし、日本の会社と違って、申込サイトの日本語表記がおかしかったりして、ちょっと難しいです。外資系はANAとJALで慣れてからでいいと思います。

ちなみに、外資系航空会社の場合、マイレージ会員になっただけではカードは送られてきません。(送られてくる会社もあるかもしれませんが。)その会社のフライトを利用するとカードが送られてきたりするようです。カードの代わりにアプリ等で対応します。

マイルはどのようにためる?

カードが届いたら、飛行機に乗れば、乗った会社のマイルが貯まります。予約の時に、マイレージの会員番号を登録しておきます。子どもは、大人の膝上で搭乗の場合はマイルはつきませんが、料金を支払って搭乗した場合はマイルが貯まります。

海外旅行に行くのに、外資系の航空会社のフライトを利用するんだけど、その都度、各社のマイレージ会員にならないといけないの?と思われた方もいるかもしれません。
ご安心ください。そんなことはしなくていいです(してもいいですが)。

世界にはアライアンス(航空連合)というものがあり、世界中の航空会社がチームを組んで活動しています。
同じアライアンスの中であれば、マイルを貯めることができます。

ANAはスターアライアンス、JALはワンワールドというアライアンスに所属しており、それぞれのアライアンスに所属する航空会社のフライトを利用した場合、それぞれANAやJALのマイルを貯めることができるようになっています。

例えば、シンガポール航空に乗った時にANAのマイルを貯めることができますし、アメリカン航空に乗った時にJALのマイルを貯めることができます。

マイルを貯めると特典航空券がもらえるのですが、国内線の飛行機にたまに乗るくらいでは、特典航空券がもらえるほどのマイルはそう簡単には貯まりません。しかし、マイルを貯める方法は飛行機に乗る以外にもたくさんありますので、その方法については別の記事でまとめたいと思います。

まとめ

・「マイル」は航空会社のポイントのことである
・マイルを貯めると、様々な特典を受け取れる(特典航空券など)
・マイルを貯めるためにはマイレージプログラムに入会する必要がある
・子どものマイレージカードも作成可能で、有償で搭乗するとマイルがたまる
・飛行機に乗るとマイルが貯まるが、少ししかたまらない
・同じアライアンスであれば他社のフライトでもマイルが貯まる